オフショアラボ契約の利点

2010年8月のUMLモデリング協議会の「オフショア開発向けUML適用ガイドライン」というドキュメントがあります。その中に、2006年といささか古いものですが、オフショア開発における発注企業ならびにオフショア請け側のアンケート調査があります。

そこでは、おのおのの悩みの項目のうち、深刻だと答えた割合が集計されています。

発注企業

  • オフショア企業の担当技術者の離職 58%
  • 保守•メンテナンス時に、バグへの対処のリードタイムが大きい 58%
  • 同じイメージで情報を共有が難しい 58%
  • オフショア企業からくる大量の質問で業務が圧迫される 42%

オフショア請け側

  • 同じイメージで情報を共有が難しい 58%
  • 仕様書の曖昧さで誤解が生じる 41%

という結果が出ています。

「同じイメージで情報を共有が難しい」という悩みが共通点となっています。また、仕様書が曖昧という事が、発注側には「大量の質問で困る」、オフショア側は「誤解が生じる」というように、やはり共通の悩みとなっています。

当然、このガイドラインでは、UMLを利用する事でその悩みを解決することを進めている訳で、それには異論はありません。

それはそうですが、昨今はますますプロジェクトの単位が短くなっており、ビジネスの現場に近づけば近づくほど、リアルタイムなレスポンスが求められます。

そういった場合は、仕様書以外のコミュニケーション、価値観、基本となる意識の共有が重要となります。その場合、ラボ契約がおすすめです。

ラボ契約では試用期間のあとは1年などの長期の契約をむすび、通常3〜4名のチームを抱え込みます。

チームは同じシステムに長期間従事し、業務知識はもとよりそのビジネスがもとめるものを吸収していきますので、上記問題はすべて解決する可能性があります。

ぜひ、一度ご検討ください。

 

 

Posted in オフショア一般

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

*

次のHTML タグと属性が使えます: <a href="" title=""> <abbr title=""> <acronym title=""> <b> <blockquote cite=""> <cite> <code> <del datetime=""> <em> <i> <q cite=""> <strike> <strong>